老後に住む平屋の間取りの家事動線を検証してみる

今回検証する家事動線は30坪2LDK の平屋の間取りになります。

この間取りの特徴は洗面脱衣室の横にランドリー、
洗濯乾燥室がついていることです。

こちらのスペースがあることで部屋干しをすることが可能になり
洗濯機に乾燥機能が付いていて乾燥できる状態でも、
さらにちょっとしたものを部屋の中に干すということができるようになります。

このランドリーはキッチンからも行きやすい距離になっており、
家事動線が非常にコンパクトになっているという点で
主婦目線で使いやすい間取りになっていると言えます。

またキッチンはアイランドキッチンになっていて
配膳するのにもスムーズに移動できることから使いやすい間取りになっています。

回遊性のある間取りになるので、
洗濯機のあるのスペースに行くのにも物干しのスペースに行くときも
ダイニングのテーブルに配膳するのにも行きやすいプランになります。

キッチンは背面の収納も広くパントリー収納も2畳と広いので
収納量も豊富になっています。

リビングとダイニングには南に広い掃き出し窓がついているので
南の庭に物干しをする場合でもすぐ出て行けると言うプランになります。

リビングのすぐそばに広い納戸収納物入れがあり、
ベッドルームの方にも行きやすい間取りになっているので
洋服を畳んだりしまったりするといった動線計画もスムーズになっていきます。

平屋の間取りの最大の特徴としては階段を上って2階に上がるという
動線計画がありませんので昇り降りのない移動ができます。

家事動線はキッチンを中心にコンパクトで
しかも昇り降りのない計画になっていますので
年配の人に優しい戻りになっていると言えます。

平屋の間取りでさらにコンパクトに動作をまとめるというのが
かなり使い勝手が良いというのが分かる間取りです。

(老後に住む平屋の間取り家事動線シュミレーション)

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プロフィール

一級建築士、一級建築士事務所を主催。住宅設計に20年たずさわる。ハウスメーカーの立ち上げ数社に参加協力。図年間1000件以上の間取りを手掛ける。

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