32坪4LDKのコンパクトな住宅の家事動線計画

今回検証する家事動線は32坪4LDKの北玄関の間取りになります。

リビングダイニングキッチンは南側に配置され
キッチンは対面式キッチンでダイニングとリビングを見渡すことができます。

リビングに対して和室が隣接しており、
引き戸を開放することで一体化することができています。

キッチンからはダイニングリビングに行きやすく
料理をしてすぐ配膳をすることができるようになっています。

北側に洗面脱衣室と浴室があってキッチンからは
近い距離で行きやすくなっています。

また階段は独立階段になっていて
2階に上がるのもキッチンからの距離も近く
洗面からは距離も近いキッチンと洗面の間に配置されています。

階段を上っていくと寝室を経由して物干しに出ることになります。

理想的には部屋を通らずに物干しのできるんです。

バルコニーに出れると良いのですけれども
32坪という延べ床面積の住宅での配置の中では
寝室を経由するということでコンパクトに収められているといえるので
工夫されていると考えてよいでしょう。

洗面脱衣室のスペースも広く全体的に部屋数も
部屋の大きさも確保されているので
バランスの良い住宅になっていると言えます 。

廊下も少なく移動の距離も短く収められていることで
ローコスト住宅化もできています。

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プロフィール

一級建築士、一級建築士事務所を主催。住宅設計に20年たずさわる。ハウスメーカーの立ち上げ数社に参加協力。図年間1000件以上の間取りを手掛ける。

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